竹林
2010.09.01 Wednesday
今 ベランダからのぞくといつも風にゆれていたあの竹林が
どんどん切られている。土地が売られたみたい。
まるで自分が引き裂かれ、ちぎられるような気持ち。
竹をかわいそうだ なくなって欲しくないと私自身の痛みの世界でみると
ここは生きるのは苦しい世界だ。
野良猫のしまが病気で死んだときもこんな感覚になった。
だけど最近ふと
人の不幸は状況とは
まったく関係ないのかもと思うときがある。
不満 あるものを幸せに感じられない不幸に覆われて
どんなものを手に入れてもずっと終らない世界をさまよう。
死んだしまに私がかけた嘆きのベールを
はがしたときに広がる世界。
そう、しまはあのときそのベールをひょいっとぬいで
旅立っていったと
今はわかる。
ああ
猫らや 木や花を思うだけで
ほんのすこし気力がわきあがるのは
いったいなんだろう!
めいっぱい喜んでいる姿に、閉ざされた自分に涙がでるような。
どんなときも当然と思わない
ありふれて見えるものもあたらしく見る瞳で
瞬間の小さな粒を見つめているその姿。
実際、竹林がなくなったとしても心の中に鮮やかにゆらめく緑。
透明で透明で透明で思うたびに目の曇りがとれてゆくような!
きっとこれはずっと消えない。竹林の心の豊かさの炎。
これは私が
猫や緑たちから受け取った力だから
苦しくても これを忘れないようにしようと思う。
竹が倒れて竹と竹が重なる音は悲しい そして美しい。
残念という言葉しかでないけど今はこの透明な緑を胸にともしながら
痛みを受けとめていく。
大好きな竹林。
いくつかは私の持ってるような
竹のレインスティックになればいいなあ。
どんどん切られている。土地が売られたみたい。
まるで自分が引き裂かれ、ちぎられるような気持ち。
竹をかわいそうだ なくなって欲しくないと私自身の痛みの世界でみると
ここは生きるのは苦しい世界だ。
野良猫のしまが病気で死んだときもこんな感覚になった。
だけど最近ふと
人の不幸は状況とは
まったく関係ないのかもと思うときがある。
不満 あるものを幸せに感じられない不幸に覆われて
どんなものを手に入れてもずっと終らない世界をさまよう。
死んだしまに私がかけた嘆きのベールを
はがしたときに広がる世界。
そう、しまはあのときそのベールをひょいっとぬいで
旅立っていったと
今はわかる。
ああ
猫らや 木や花を思うだけで
ほんのすこし気力がわきあがるのは
いったいなんだろう!
めいっぱい喜んでいる姿に、閉ざされた自分に涙がでるような。
どんなときも当然と思わない
ありふれて見えるものもあたらしく見る瞳で
瞬間の小さな粒を見つめているその姿。
実際、竹林がなくなったとしても心の中に鮮やかにゆらめく緑。
透明で透明で透明で思うたびに目の曇りがとれてゆくような!
きっとこれはずっと消えない。竹林の心の豊かさの炎。
これは私が
猫や緑たちから受け取った力だから
苦しくても これを忘れないようにしようと思う。
竹が倒れて竹と竹が重なる音は悲しい そして美しい。
残念という言葉しかでないけど今はこの透明な緑を胸にともしながら
痛みを受けとめていく。
大好きな竹林。
いくつかは私の持ってるような
竹のレインスティックになればいいなあ。